2014年07月04日
皆さま、こんにちは。
「希望の牧場①」
「希望の牧場②」
「希望の牧場③」
からの続き、希望の牧場④最終回です。
希望の牧場には、牛の他に犬と猫が居ます。
①で最初にお出迎えしてくれた牧場のワンコ、ナナちゃん。

シャイな女の子。

同じく牧場にいる黒柴のロクちゃん(左)女の子。

やまゆりファームの岡田さんの愛犬、銀牙君。

作業中、こうやって見ていてくれたりします。

みんな人が大好きでとっても良い子達。
でもロクちゃんは嫉妬深いところがあり
女の子のナナちゃんに喧嘩を売ることがある為
普段は繋がれています。
岡田さんが時々、ロクちゃんを放してあげると
それはそれは大興奮で走り回る!
http://youtu.be/wgCGso0tD0w
1日目の夕方は3ワンと一緒に、放牧場の見回りをしました。

人間が一緒だとこうやって仲良くお散歩出来るのにね。

普段繋がれているのは少し可哀想な気もするけれど、
犬同士の喧嘩も時には危険な事があるので仕方ありません。
さて、今度は家の中の子をご紹介します。
牧場のニャンコ、クイちゃん。

綺麗なブルーアイ✧ちょっと寄り眼がちな可愛い男の子。
とても人懐こいんです。
そして、美人で甘えん坊で誰にでもくっ付いていたいメイちゃん。

お腹まで触らせてくれるんですよ~ん♪

私もメイちゃんとラブラブしてしまいました♡

お腹にも乗せて...♪

店長、ごめんね~~(T▽T)ゝ
といった訳で、牧場のワンコ、ニャンコをご紹介致しました。
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希望の牧場の代表、吉澤さんはこの時ある計画を立てていました。
ここにいる牛の10頭ほどに白い斑点が出来ているのです。
その内の1頭を、霞が関に連れて行くと。
反対の声も上がりましたが、
私達が牧場から帰った翌日の20日、決行されました。
http://youtu.be/K1L3-Byeazg
これまでに吉澤さんは何度も東京へ訪れ、
殺処分の中止と餌の支援を農水省にお願いして来ました。
しかし震災から3年経った今も、何も変わっていません。
こうなったら原発事故の生き証人である被爆牛を東京に連れて来るしかない!
これはパフォーマンスではありません。
命がけの訴えなのです。
先日には吉澤さん、岡田さんが宮城県庁にも出向き
汚染藁や風評被害で出荷できなくなった藁の受け入れのお願いをして来ました。
現時点で、このような藁は焼却処分とされています。
せっかく震災、原発事故による殺処分から逃れて生き延びてきた命なのに
天寿を全うすることすら許されないのでしょうか。
そんな心配が残る中、今度は環境省が6月30日に
牧場内の除染の計画を立てました。
今の時期、放牧場に生えた牧草は大事な餌。
もし除染が始まったらこの大事な餌を削り取られてしまいます。
国は次から次へと、原発事故によって被爆した動物達を
消し去ろうとします。
どうにかしてこの子達の命を守って行きたい。
私達は吉澤さん、岡田さん、そして今を頑張って生きている牛達の為に
これからも応援して行きます。
皆さまの、ご支援もどうか宜しくお願い致します。
希望の牧場
やまゆりファーム
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長い牧場日記を最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(__)m